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김실력포차 梨泰院(ソウル)
嫌われて、惚れられて、潰れた。梨泰院ポチャ一人飲み体験記 梨泰院クラスを見てから、ずっとこの街に来たかった。 パク・セロイが夜の梨泰院でのし上がっていくあのドラマだ。 男が一人で夜の街に立って、何かを掴み取ろうとする姿に、なんか刺さった。 ソウルに行く機会ができた。 行き先はもう決まっていた。 梨泰院。夜のポチャ。一人で飲みに行く。 パク・セロイは梨泰院で伝説を作った。 俺も何か持って帰りたい。 伝説とは言わないまでも、せめていい夜を。 今回入ったのは、김실력포차(キムシルリョクポチャ)。 梨泰院駅2番出口を出てすぐ。迷うことはない。 「김실력」は、直訳すると「キムの実力」。 ポチャで実力を試されるのはこっちだとは、この時はまだ知らない。 場所 誰も助けてくれない 日本の相席屋は、店員がマッチングしてくれる。 席に座ってれば相手が来る。 なんなら飲み物まで出してくれる。 優しい。実に優しい。 韓国のポチャは違う。 テーブルにタブレット端末がある。メニューを選んで注文するやつだ。 気になる相手がいたら? 自分の足で歩いて、自分の口で話しかけるしかな

GENPASS 匿名協力記者
23 時間前
![彼女が辞めた理由を、俺は聞かなかった [最終話]](https://static.wixstatic.com/media/37d521_d501f4e98b6a4f96a0e28da1f53de4fa~mv2.png/v1/fill/w_333,h_250,fp_0.50_0.50,q_35,blur_30,enc_avif,quality_auto/37d521_d501f4e98b6a4f96a0e28da1f53de4fa~mv2.webp)
![彼女が辞めた理由を、俺は聞かなかった [最終話]](https://static.wixstatic.com/media/37d521_d501f4e98b6a4f96a0e28da1f53de4fa~mv2.png/v1/fill/w_454,h_341,fp_0.50_0.50,q_95,enc_avif,quality_auto/37d521_d501f4e98b6a4f96a0e28da1f53de4fa~mv2.webp)
彼女が辞めた理由を、俺は聞かなかった [最終話]
第4話「一週間と、もう少し」 商談は、うまくいった。 3日間の打ち合わせで、タイ側のパートナーとの合意が取れた。 数字はまだ詰める余地があったが、方向性は固まった。 日本から持ってきた提案書の骨格は変わらなかった。 細部の調整は向こうのペースに合わせる必要があったが、それはいつものことだ。 山田に報告の連絡を入れると「お疲れ様でした、あとは任せてください」と返ってきた。 そういう頼り方ができる部下がいると、出張の後半が楽になる。 信頼できる部下がひとりいれば、出張の質が変わる。 バンコクにいる間、ユイと3回会った。 2回目は、商談が終わった翌日の夜だった。 彼女から「スクンビットに安くて美味しいタイ料理の店を見つけた」と連絡が来た。 テーブルが4つしかない、路地裏の食堂だった。 プラスチックの椅子に、ラミネートのメニュー。 観光客は誰もいない。パッタイが120バーツ。グリーンカレーが150バーツ。 旅慣れていないはずのユイが、一日で見つけてきた店だった。 食堂のおばさんがタイ語で何か言いながら、勝手に料理を持ってきた。 ユイは「たぶん、今日のおす

GENPASS 編集 三好
3 日前
![彼女が辞めた理由を、俺は聞かなかった [第3話]](https://static.wixstatic.com/media/37d521_8dfea1d39ef14d7784de64faf07f3500~mv2.png/v1/fill/w_333,h_250,fp_0.50_0.50,q_35,blur_30,enc_avif,quality_auto/37d521_8dfea1d39ef14d7784de64faf07f3500~mv2.webp)
![彼女が辞めた理由を、俺は聞かなかった [第3話]](https://static.wixstatic.com/media/37d521_8dfea1d39ef14d7784de64faf07f3500~mv2.png/v1/fill/w_454,h_341,fp_0.50_0.50,q_95,enc_avif,quality_auto/37d521_8dfea1d39ef14d7784de64faf07f3500~mv2.webp)
彼女が辞めた理由を、俺は聞かなかった [第3話]
第3話 「Hotel Nikko、22階」 Tichucaを出たのは、22時を過ぎたころだった。 エレベーターを降りて、T-ONE BUILDINGのエントランスに出ると、スクンビットの夜気が包んできた。 日本の夏よりも、少しだけ重たい空気だ。 湿度が肌に張り付く感じがある。 それでも不快というほどではない。 バンコクの夜の空気には、独特の緩さがある。 東京の夜にはないものだ。 「どっちに帰りますか」とユイが言った。 「Hotel Nikkoの方向です」 「私も、そっちです」 並んで歩き始めた。会話はなかった。 スクンビット通りの喧騒が、二人の沈黙を埋めていた。 バイクタクシーのエンジン音。屋台の油の匂い。 呼び込みの声。タイ語と英語が混ざった音が、夜道に流れていた。 バンコクの夜は、音と匂いで出来ている。 それに慣れてくると、東京の静けさが物足りなくなる。 4回目でもそう感じるんだから、長く住んだらどうなるかわからない。 ユイは横を歩きながら、あまり周囲を見ていなかった。 下を向いているわけではなく、ただ視線が内側に向いていた。...

GENPASS 編集 三好
4 日前
![彼女が辞めた理由を、俺は聞かなかった [第2話]](https://static.wixstatic.com/media/37d521_1e2cd95454b6455b882cdce5eb8cc6df~mv2.png/v1/fill/w_333,h_250,fp_0.50_0.50,q_35,blur_30,enc_avif,quality_auto/37d521_1e2cd95454b6455b882cdce5eb8cc6df~mv2.webp)
![彼女が辞めた理由を、俺は聞かなかった [第2話]](https://static.wixstatic.com/media/37d521_1e2cd95454b6455b882cdce5eb8cc6df~mv2.png/v1/fill/w_454,h_341,fp_0.50_0.50,q_95,enc_avif,quality_auto/37d521_1e2cd95454b6455b882cdce5eb8cc6df~mv2.webp)
彼女が辞めた理由を、俺は聞かなかった [第2話]
第2話 「Tichuca、46階」 エレベーターを降りると、視界が一気に広がった。 Tichuca Rooftop Bar。 46階のオープンエア。スクンビットの夜景が、360度広がっていた。 BTSの線路が光の帯になって南北に走っている。 バンコクのビル群が、霞みを帯びた夜空の下に広がっていた。 東京の夜景とは質が違う。東京は整然としている。 バンコクは、整然とした部分と雑然とした部分が混在していて、その境目が夜になるとわからなくなる。 ライトアップされたビルの隙間に、薄暗い路地が続いている。 その対比が、バンコクの夜を面白くしている。 席に案内された。テラス席の端。二人掛けのテーブルだった。 「どうぞ」と俺が言うと、吉田ユイは少し迷ってから座った。 一人で来る予定だったんだろう。 それが、エントランスで俺と鉢合わせた。 その状況を、彼女はまだ整理できていない。 そういう顔をしていた。でも断ろうとはしていなかった。 ひとりで夜景の前でグラスを持つよりも、見知らぬ日本人と並ぶ方を選んだ。 それが何を意味するかは、まだわからない。 メニューを開いた

GENPASS 編集 三好
5 日前
![彼女が辞めた理由を、俺は聞かなかった [第1話/全4話]](https://static.wixstatic.com/media/37d521_de2802860cfe40b0b54d87e47350e5e8~mv2.png/v1/fill/w_333,h_250,fp_0.50_0.50,q_35,blur_30,enc_avif,quality_auto/37d521_de2802860cfe40b0b54d87e47350e5e8~mv2.webp)
![彼女が辞めた理由を、俺は聞かなかった [第1話/全4話]](https://static.wixstatic.com/media/37d521_de2802860cfe40b0b54d87e47350e5e8~mv2.png/v1/fill/w_454,h_341,fp_0.50_0.50,q_95,enc_avif,quality_auto/37d521_de2802860cfe40b0b54d87e47350e5e8~mv2.webp)
彼女が辞めた理由を、俺は聞かなかった [第1話/全4話]
第1話 「T-ONEのセキュリティ」 バンコクに来るのは、これで4回目だった。 スクンビットはいつも人が多い。 BTS沿いのこのエリアは、昼も夜も温度が変わらない。 喧噪は変わらない。変わるのは、やって来る人間の顔つきくらいだ。 昼は働いている顔。夜は何かを求めている顔。 その境界が、バンコクでは特に曖昧に見える。 夜になっても昼の顔をしている人間がいる。 昼のうちから夜の顔をしている人間もいる。 そのへんが、東京とは根本的に違う。 東京は昼と夜の切り替えが明確で、どちらの顔をすべきか、誰もが心得ている。 バンコクはそのルールがゆるい。 それが、この街を面白くしていると同時に、危うくもしている。 ホテルはスクンビット通り沿いのHotel Nikko Bangkokにした。 去年の出張で初めて使ってみて、悪くなかった。 ロビーの作りが日系ビジネスホテルにしては広い。 スタッフの対応が丁寧で、立地がBTSアソーク駅から徒歩圏内。 商談の前日に着いて、翌朝から動ける。 そういう使い方にちょうどいいホテルだ。 チェックインを済ませると、部屋は22階だった

GENPASS 編集 三好
6 日前


グランドリスボア マカオ
マカオに着いた瞬間、空気が違った。 香港からフェリーで1時間。港を出たらタクシーの運転手が何も聞かずにカジノエリアへ向かった。 行き先を伝えていない。 なのにハンドルは迷いなくカジノの方角を向いている。 つまりこの街に来る人間の目的なんて、聞くまでもないということだ。 窓の外に、蓮の花の形をしたビルが見えた。グランドリスボア。夕暮れの空に金色の光が灯り始めている。 東京で言えば歌舞伎町のネオンに近い。ただしスケールが違う。ビル一棟がまるごと光っている。 タクシーの運転手がバックミラー越しにニヤッと笑った。 「あそこだろ?」みたいな顔。 うるせえ。そうだよ。 場所 グランドリスボア Avenida de Lisboa, Macau 入口で、いきなり止められる カジノの入口でスーツのセキュリティに腕を出された。 「パスポート」 マカオのカジノは21歳以上。日本人は若く見られるから、 ほぼ確実に止められる。 パスポートを見せたら生年月日を二度見された。これからマカオに行く人に一つだけ言っておく。 パスポートは絶対に持って行け。 ないと入口で追い返され

GENPASS 匿名協力記者
4月7日
![なんとなく、台北行きにした [最終話]](https://static.wixstatic.com/media/37d521_94935add6a4b4aefaa92749a401d2489~mv2.png/v1/fill/w_333,h_250,fp_0.50_0.50,q_35,blur_30,enc_avif,quality_auto/37d521_94935add6a4b4aefaa92749a401d2489~mv2.webp)
![なんとなく、台北行きにした [最終話]](https://static.wixstatic.com/media/37d521_94935add6a4b4aefaa92749a401d2489~mv2.png/v1/fill/w_454,h_341,fp_0.50_0.50,q_95,enc_avif,quality_auto/37d521_94935add6a4b4aefaa92749a401d2489~mv2.webp)
なんとなく、台北行きにした [最終話]
【第4話】高雄の午後 商談は、うまくいった。 正確には、うまくいきすぎた。10時に始まって、11時半には合意の方向が見えた。3ヶ月越しの交渉が、この日の90分でほぼ決着した。こういうことが、たまにある。積み上げてきた時間が、ある瞬間に一気に収束する。 ホテルに戻ったのが12時10分だった。 スーツのジャケットを脱いで、ナツキにメッセージを入れた。 「終わった。どこにいますか」 「愛河のあたりをぶらぶらしてます」 「今から行く」 「え、はや」 12時半に合流した。 8月の高雄の昼は、容赦がない。日差しが刺さってくる。ナツキは白いワンピースに着替えていた。朝のTシャツとは違う、少し大人っぽい印象だった。見た目は童顔なのに、こういう選択をする。そのギャップが、31歳という年齢を時折のぞかせる。 川沿いの麺の店で昼飯を食べた。 ルーローハンを頼んだ。ナツキは牛肉麺を頼んで、「これ台湾来たら絶対食べたかったやつ」と言った。食べながら話した。仕事のこと。なぜ一人で台湾に来たのか。どこに住んでいるのか。 「彼氏は」と俺が聞いた。 「・・・いないです」 間があっ

GENPASS 編集 三好
4月6日
![なんとなく、台北行きにした [第3話]](https://static.wixstatic.com/media/37d521_9160abb7e74648b9abf79c49abcc4071~mv2.png/v1/fill/w_333,h_250,fp_0.50_0.50,q_35,blur_30,enc_avif,quality_auto/37d521_9160abb7e74648b9abf79c49abcc4071~mv2.webp)
![なんとなく、台北行きにした [第3話]](https://static.wixstatic.com/media/37d521_9160abb7e74648b9abf79c49abcc4071~mv2.png/v1/fill/w_454,h_341,fp_0.50_0.50,q_95,enc_avif,quality_auto/37d521_9160abb7e74648b9abf79c49abcc4071~mv2.webp)
なんとなく、台北行きにした [第3話]
【第3話】乳酪餅の朝 翌朝6時半に目が覚めた。 商談は10時からだ。準備には2時間もあれば足りる。シャワーを浴びて、ホテルの外に出た。高雄の朝は早い。7時前でも街が動いている。屋台が開いていて、スクーターが走っていて、どこかから油の香りが漂ってくる。 早餐店を探した。 台湾の早餐文化を知らずに台湾旅行を終えるのは、もったいないと俺は思っている。ホテルのビュッフェより、街角の早餐店の方がずっといい。地元の人間が並んでいる列に黙って加わって、熱々のものを受け取る。その朝の10分が、旅の質を変える。 「乳酪餅」を頼んだ。 パイ生地の中に、パン、チーズ、卵を挟んだものだ。一口噛むと、バターの香りが鼻を抜けて、チーズがとろける。カロリーの暴力みたいな食べ物だが、これを食べると、その日一日やれる気がする。30元前後。日本円で150円ほど。この金額で、この満足感。台湾の朝食が最強と言われる理由が、一口でわかる。 観光客向けのカフェのモーニングに1500円払うより、この早餐店の乳酪餅を150円で食べる朝の方が、旅としての密度が高い。これは断言できる。 場所を知っ

GENPASS 編集 三好
4月5日
![なんとなく、台北行きにした [第2話]](https://static.wixstatic.com/media/37d521_dd4e32f1933843d085fd9bbf12ee43a0~mv2.png/v1/fill/w_333,h_250,fp_0.50_0.50,q_35,blur_30,enc_avif,quality_auto/37d521_dd4e32f1933843d085fd9bbf12ee43a0~mv2.webp)
![なんとなく、台北行きにした [第2話]](https://static.wixstatic.com/media/37d521_dd4e32f1933843d085fd9bbf12ee43a0~mv2.png/v1/fill/w_454,h_341,fp_0.50_0.50,q_95,enc_avif,quality_auto/37d521_dd4e32f1933843d085fd9bbf12ee43a0~mv2.webp)
なんとなく、台北行きにした [第2話]
【第2話】ほくろの位置 声をかけたのは、食後のドリンクを取りに立ったときだった。 作戦でも何でもない。彼女の隣のドリンクバーに手を伸ばしたとき、目が合っただけだ。向こうも同じタイミングで立っていた。 「日本の方ですか」 俺が先に言った。 「・・・あ、はい」 少し驚いた顔をした。でも、嫌そうではなかった。それだけで十分だった。 「一人ですか」 「そうです。旅行で」 「高雄、何日目ですか」 「今日で3日目です。明日移動で」 テンポよく返ってくる。壁を作っている感じがない。俺は自分の席に戻りながら、「美味しいですよね、ここ」と言った。 「めちゃくちゃ美味しいです」 彼女が言った。 声に屈託がなかった。「めちゃくちゃ」という言葉が、童顔の見た目と妙に合っていた。俺は自分の席に戻って、コーヒーを一口飲んだ。 次の手を考えた。 同じ店に一人でいる、という共通点がある。これは使える。「一人飯の連帯感」みたいなものを、女は意外と持っている。特に海外での一人行動に慣れている女は、同じ状況の人間に対して開きやすい。 俺は席を立って、彼女のテーブルに近づいた。 「隣、

GENPASS 編集 三好
4月4日


Fashion Hotel ジャカルタ
ジャカルタって街は、昼間はただの大都会なのに、夜になると急に 「お前も少しは都会の男っぽい顔をしてみろよ」 みたいな圧をかけてくる。 「お前は今日、何者になるつもりだ?」と問いかけてくる。 もちろん俺の答えは決まっている。 今夜だけは、余裕ある男。 そう思って向かったのが、 Fashion Hotel 。 こっちは別に普段からそんな洒落た男じゃないのに、 ホテル名にFashionとついているだけで、勝手に背筋が伸びる。 人間は本当に単純だ。 場所 Jl. Gn. Sahari 12 No.2A, RT.16/RW.3, Gn. Sahari Utara, Kecamatan Sawah Besar, Kota Jakarta Pusat, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 10720 インドネシア 目当ては6階のスパ。 聞けば半屋外みたいな作りで、空間もかなりいいらしい。 実際に上がってみると、これがまた腹立つほど雰囲気がいい。 ジャカルタの空を切り取ったみたいな開けた感じ。 水気を含んだ夜風。街の灯り。妙に整った空間。

GENPASS 編集 八田
4月2日


ブラジル・サンパウロの熱い夜 ボアッチScandallo Lounge
ブラジルでも熱い体験をしたいと思い、オレは、サンパウロまで来た。 初サンパウロ体験。一日を何となく過ごし、夕刻、ホテルに戻り、眠りに落ちた。 サンパウロは非常に蒸し暑く、熱気が肌にまとわりついてくる。いささか肌に重さを感じ疲れたんだろうか、オレは、普段もあまりすることのない熟睡をしてしまった……。 いかん。このままでは、ブラジルでの大人の体験をやり過ごしてしまうところだった。オレは、慌てて白いシャツを素肌に着て、ミントキャンディーをポケットに押し込み飛び出して行った。 いざ、ボアッチScandallo Loungeへ 目指すは、情熱的女たちが屯するボアッチだ。リサーチした結果決めたScandallo Loungeである。 場所はココ ボアッチとは、日本で言えばナイトクラブのようなもの。ブラジルで世遊びができるスポットのことだ。 夜遊びと言ってもいろいろタイプがあるが。オレが求めているのは、日本でもできない熱い熱いセクシャルな体験である。 サンパウロはこんなオレを、両手をあげて歓迎してくれるのだろうか……。 ...

GENPASS 匿名協力記者
4月1日


My Place ジャカルタ
ジャカルタの夜って、「大人の余裕」みたいな顔をしたくなる。 いや、ただただ昨日は飲みすぎて本番プレイをする体力がないだけだ…。 渋く行こう。落ち着いて遊ぼう。今日は騒がず、派手に転ばず、 スマートに毒素を抜いて帰ろう。 そういうことを考えている時点で、だいたい転ぶ。 この日もそうだった。 向かったのは My Place 。 名前だけ聞くと、「君の場所だよ」みたいな響きで優しい。 だが、そういう名前の店ほど信用してはいけない。 本当に俺の場所なら、 こんなにドキがムネムネしない。寒。 場所 Grand Wijaya Center Blok H No. 1-4, Jalan Wijaya II, Kebayoran Baru, RT.5/RW.1, Pulo, Kec. Kby. Baru, Kota Jakarta Selatan, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 12210 インドネシア この店、韓国系チェーンのスパで、プールがあって、サウナがあって、垢すりまである。 ここだけ聞くと、完全に健全な話だ。...

GENPASS 編集 八田
3月26日


クラブ エンペラー ヤンゴン
ヤンゴンの夜は、どこか静かだ。 パタヤみたいに「ほら来いよ」と腕を引っ張ってもこない。 なのに、気づけばこっちが勝手に前のめりになっている。 理由は簡単だ。 「ヤンゴンはかわいい子が多い」 この噂を聞いた男の脳みそなんて、だいたいそこで半分終わる。 場所 Q5G3+46V, Shwedagon Pagoda Rd, Yangon, ミャンマー (ビルマ) 俺もそうだった。 ホテルを出る頃には、もう頭の中で勝手に期待値が膨らんでいた。 今日はヤンゴンの夜を見に行くんじゃない。 答え合わせ に行くのである。 そして俺は、その答えを求めて クラブ エンペラー へ向かった。 店名がもう強い。エンペラー。皇帝。名前だけで、こっちを王様気分にさせてくる。 まだ何も始まっていないのに、すでに脳内ではマントを羽織っている。 男って本当に安い。 営業時間は19時から23時くらい。 入場料は20,000MMK。 夜の店としては「よし、まずは見てみるか」で払える金額だ。 だが、店のスタッフから悪魔のささやき。 「VIPのほうが優先的に 女の子を紹介できますよ」...

GENPASS 編集 八田
3月25日


Dollhouse Bar アンヘレス
アンヘレスの夜って、毎回「今日は冷静に行こう」と思ってホテルを出るくせに、10分後にはその決意が紙みたいに薄くなっている。 俺の理性、毎回コンビニのレシートくらいの耐久力しかない。 そして何年か前のその夜、俺は、 Dollhouse Bar とかいう名前の店に吸い込まれていった。 場所 109 Raymond St, Balibago, Angeles, 2009 Pampanga, フィリピン 店内は、例によって明るすぎず暗すぎず、 「見えすぎると冷静になるし、見えなさすぎると不安になる」という男の弱さだけを完璧に研究した照明。 すごい。たぶん設計したやつは心理学者か悪魔だと思う。 そして座る。 女の子が現れ、横に座る。 もろストライク!!日本人対応がすごい! え!でも、なんでわかるの? 価格は、ビール200ペソくらい。LDは400~500ペソ。 バーファインは、色札によって価格が違ってくるが、4000~7000ペソほど。 そしてその子は細身で、愛想がよくて、ニコニコしていて、こっちを見るたびに 「あ、日本人慣れしているな」 とわかる安心感があ

GENPASS 編集 八田
3月24日


Sukhumvit Soi 20置屋 パタヤ
パタヤに来たら、ウォーキングストリートだけが全てだと思っていた時期が俺にもあった。 ゴーゴーバーで踊る女の子を眺めながらビールを飲んで、適当に声をかけて、バーファインを払って連れ出す。 それはそれで悪くない夜の過ごし方だが、いかんせん「受け身」なのである。 こちらが選んでいるようで、実は向こうのペースで全部進んでいく。 そんな俺に、店で知り合ったタイ人から耳打ちがあった。 「Sukhumvit Soi 20の奥に、いい置屋があるんだよ」。 場所 ここの横道に入った通りに数店ある。夜は明かりがつくからわかる。 Soi 20をバイクタクシーで降りて少し歩くと、それっぽいエリアが見えてくる。 手前に大きめな ガソリンスタンドがあるので目印にする といいかも。 薄暗い路地に、パイプ椅子が並んでいて、そこに女の子たちがぼんやり座っている。 雰囲気でいえば、日本の昭和の赤線地帯の残像を、南国の湿気の中に溶かしたような感じだ。 入口付近で俺が立ち止まった瞬間、猛スピードで飛んできたのが ママ だった。 50代とおぼしき、体格のいいタイ人おばちゃん。 威圧感でい

GENPASS 編集 八田
3月23日


Spa Linh Cherry ホーチミン
ホーチミンには、ちゃんとして見える場所ほど静かに危ない、という法則がある。 Spa Linh Cherry。 名前だけ聞いたら完全に普通のスパだ。でも「Cherry」とか「Linh」とか、そういう名前のスパに限って、男の想定外を静かに連れてくる。 場所 4D2 Thái Văn Lung, Bến Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh, ベトナム Grabで「Spa Linh Cherry」と入れれば一発で着く。 運転手がちょっとニヤッとした気がしたが、気のせいだろう。たぶん。 受付は清潔。スタッフは静かで落ち着いている。 価格は2,000,000VND。 ベトナムにしては高い方だと思う。その分期待値が上がる。 数人の女の子が出てくる。 最初の子。うーん。 次の子。うーん。 その次の子。うーーーん。 だが。最後の子。 キターーー!!!! はい。来ました。小柄。黒髪。目がクリッとした笑うと目が消えるタイプ。 ベトナム人独特の、素朴さと色気が同居している顔立ち。 間違いない。俺、この子に決めた。即決。迷いゼロ。 ただ

GENPASS 編集 八田
3月18日


Massage Trúc Diễm フーコック島
田舎の風俗(遠征)というのは、男を簡単にバカにする。 知らない土地。知らない空気。知らない女。 この3つが揃うだけで、男はすぐに思う。 「ここには、昔の橋本環奈が見つかったみたいに、まだ擦れていない可愛い子がいるのではないか」 本当にどうしようもない。 でも、これは遠征する男なら 一度はかかる病気 だと思う。 都会の夜で擦れて、雑に削られた男ほど、地方に行くと夢を見る。 そんな都合のいい女がいるわけないのに、男はなぜか毎回思う。 「今回はあるかもしれない」 そして、一度と言わず二度三度。 フーコック島でも、俺はまったく同じ病気を発症していた。 場所 多分この辺り…。 フーコック島の Massage Trúc Diễm 。 見た目は完全に、ただのローカルマッサージ店。もちろん、派手なネオンもなし、高級スパの気取った入口もない。ただそこにある。それだけ。 でも、こういう店が危ない。 本当に危ない店って、最初から危なく見えない。 “普通の顔”をしている。 “町の店”のフリをしている。 “ちょっと疲れた観光客が入る場所”みたいな顔をして、男を呼ぶ。 うる

GENPASS 編集 八田
3月17日


VIP – CUPPAGE PLAZA
シンガポールに住んでいる日本人で、 Cuppage Plaza(カッページプラザ) を知らない人はいないんじゃないか。 オーチャードから少し歩いたところにある、一見ただの古いビル。だがその中身は違う。日本人が大好きなものが、 全部詰まっている。 KTV。ラウンジ。キャバクラ。そして居酒屋。つまり何かというと、 飲み屋の集合体。 男の社交場であり、男の財布が軽くなる場所でもある。 それがCuppage Plaza。 場所 5 Koek Rd, シンガポール 228796 カッページの店は基本的に 日本人向け 。値段は少し高い。だが女の子のクオリティも高い。そして日本語も通じる。 つまり 安心して飲める 。だが、安心して飲める場所ほど、人は油断する。 この日の俺も、完全に油断していた。 今回入ったのは「 VIP」。 店内は思ったよりコンパクト。でもそれがいい。コンパクトの店って、距離が近い。個室もなんだか豪華。 そしてここ、驚いたのは Japanese Setがある。1時間、ビール3杯/軽食1人前/LD1杯で80 SGD。 他のJapanese Se

GENPASS 編集 八田
3月6日


男の迷宮「テンダビル」 漫画Ver.
テンダビル 、ジャカルタ中心部から結構距離がある。ジャカルタで遊んでいる俺にとっては、かなりの遠征。 とりあえず、 ジャカルタから「Cibitung駅」まで1時間以上 かけて到着。ここから歩いて向う。 1 2 3 4 5 6 7 [関連記事] この漫画の記事は昨日公開した記事が原作となっています。 ⇒ 「 男の迷宮「テンダビル」 インドネシア 」

GENPASS 編集部 漫画担当
3月3日


男の迷宮「テンダビル」 インドネシア
テンダビル、ジャカルタで遊んでいる俺にとっては “試練の場所” だと思っていた。だってジャカルタ中心部から結構距離あるぞ。これ、 試練の距離 だろ。 とりあえず、下の地図を見てほしいがまあまあ遠い。 Cibitung なんて行ったことがない。しかも電車で行って歩く?道が細いから?マジか…。 でも、医者からも「1日1万歩以上歩け」って言われたし、たまには 遠征もいいかな 、と軽い気持ちで切り替え。ジャカルタ中心部でヌルく勝とうとするから「勝ち」で終われない。本当に「勝ち」が欲しいなら、まずはCibitungまで行け。 場所 この辺りがGoogleMapで3本道に分かれているけど、この cafe paradise 一帯にある Cibitung駅を降りる。戸建ての家が並ぶ住宅街。「 道細っ」 と思いながら歩いていると、野犬発見。「 え、ここ合っている? 」 Googleマップが急に無言になる。 電波も微妙 になるこの町。スマホに気合を注入しつつ、不安が先行するが、ひたすら道を進む。 そうすると、ようやく 入り口らしき門 にたどり着く。田舎の中に突然出現

GENPASS 編集 八田
3月2日
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