top of page

Venus Men's Spa & Wellness バリ

執筆者の写真: GENPASS 編集 八田
GENPASS 編集 八田
5 日前
読了時間: 5分



バリの夜は、昼より少しだけ正直になる。

夕方までビーチで健康的な顔をしていた男たちも、

日が落ちればスミニャックのネオンへ吸い込まれていく。


今回向かったのは、Batu Beligにある男性向けスパ、

「Venus Men's Spa & Wellness」

今、バリで気になっていた一軒だ。



場所


受付へ入ると、まず女性を選ぶ。

iPadでも選べるし、専用のViewing Roomで

直接見て決めることもできるという。


画面を何度も往復した末、

長い黒髪に褐色の肌、笑うと目尻が少し下がる女性を選んだ。


実際に現れた彼女は、写真より少し小柄だった。

細い腰に、丸みのある尻。

こちらを見る目だけが妙にいたずらっぽい。


これは当たりだ。

まだ何も始まっていないのに、

俺の中ではすでに星5レビューが完成しかけていた。


今夜のコースは「Venus Desire」。

女性1人、90分、175万ルピア。

さらにNuru Gelを35万ルピアで追加して、合計210万ルピア。

バスタブ付き。

そして最後はハンドリリースまで。

本番とオーラルはなし。


余計な夢は見ない。


その代わり、できることを全力で楽しむ。

彼女について個室へ入った瞬間、俺は立ち止まった。


鏡。

正面も鏡。

横も鏡。

そして天井まで鏡。

本当に壁と天井が鏡で覆われている。


一人しか指名していないはずなのに、

視界の中には彼女が何人もいる。


正面。

横。

後ろ。

上。


普通なら振り返らなければ見えない尻まで、

鏡の方から勝手に提供してくる。

女性は一人。

視点だけが四人分だった。


素晴らしい!


ただし鏡というものは、公平である。

彼女の全身が見える代わりに、俺の全身も全部見える。


一人の美女をマルチアングルで楽しめる。

同時に、一人のおっさんもマルチアングルで確認できる。

そこだけは頼んでいない。



まずはバスタブ。

湯の中で彼女との距離が縮まり、

肩へ手が触れるだけでも妙に意識する。

鏡に映るのは、湯気の向こうの彼女と俺。

風呂に入っているだけなのに、

普通の入浴より明らかに情報量が多い。


身体を温めたあと、ベッドへ移る。

彼女がNuru Gelを広げ、身体を近づけてくる。


最初は目の前の彼女を見る。

胸。

腰。

濡れた黒髪。

だが横の鏡へ目をやると、

背中から尻まで見える。

反対側には身体のライン。

天井には二人の全体像。


もう、どこを見ればいいのか分からない。

スポーツ中継ならマルチアングル配信である。

俺は一契約で全チャンネルを開放されていた。


彼女の身体が、オイルに濡れた俺の上をゆっくり滑る。

肌では体温を感じる。

鼻にはオイルと髪の甘い匂い。

耳には、すぐ近くの息遣い。

そして鏡には、その全部をやっている二人が映っている。


テレビでステーキを見ても、肉汁は見える。

湯気も見える。

うまそうだとは思う。

でも、香りはしない。

味もしない。

肉の熱も分からない。


今は違う。


目の前の映像に、

温度も、匂いも、柔らかさも付いている。


映画を観ているのに、

その映画の気持ちよさが自分の身体へ直接流れ込んでくる。

出演者本人が、客席から自分の映画を観ている。


これはたまらない!


すると彼女が天井を指さした。

「Look」

見る。

真上から、彼女の身体が俺の上を滑っている。


俯瞰だ!!


映画ならクレーンカメラでも持ってこないと撮れない角度である。

俺はベッドに寝ているだけなのに、

急に作品の制作費が上がった。


なるほど!

だから天井まで鏡なのか。

そういうプレイなのだ!

完全に理解した。

……と思っていた。



そこから彼女は、やけに天井を見るようになった。

俺が声を漏らす。

彼女が天井を見る。

少し強く反応する。

また天井を見る。

そして、ニヤッとする。


最初は気にしなかった。

この子も俯瞰映像が好きなんだろう。

だが、どうもタイミングがおかしい。

俺が平静なときは見ない。

俺の呼吸が乱れたときだけ見る。


試しに、ちょっと余裕のある男の顔を作ってみた。

彼女が鏡を見る。

刺激が強くなる。

顔が崩れそうになる。

また鏡を見る。

ニヤッ。


待て!


こいつ、二人の絡みを見ているんじゃない。

俺の反応を見てないか?


そこからは戦いだった。

気持ちいい。

でも顔には出したくない。

彼女は俺の身体を滑りながら、

反応が漏れるたびに楽しそうに笑う。


そして最後はハンドサービス。

ゆっくり始まった手の動きが、

少しずつ速くなっていく。


まずいっ!


完全にイかせに来ている。

しかも彼女は俺ではなく、

時々天井の鏡を確認している。


確信した…。

見たいんだ。


俺が最後にどんな顔になるのかを。

絶対に見せない。

俺は目を閉じた。


「Look」

「No」

「Look!」

「No!」


意地でも開けない。

すると数秒、静かになった。

何かのタイミングを見計らっている。

次の瞬間。


「Oh!Centipede!」

(あっ!ムカデ!)


「えっ!?」

反射的に目を開けた。

天井を見る。

ムカデはいない。

鏡だけだ。

そしてそこには、完全に罠へ引っかかった俺の顔。


お前!!


彼女が爆笑する。

「Funny face!」


初めて聞いた。

それが目的だったのか。

その瞬間、彼女の手がさらに速くなる。

目を閉じようとする。

「Look!」

もう遅い…。


鏡の中で彼女が俺を見ている。

俺も鏡の中の俺を見ている。

逃げ場がない。

そして耐えきれず、フィニッシュ。


人生で初めて、自分のアヘ顔を

天井の大画面で最後まで見届けた。



すべて終わると、俺は念のため天井を確認した。

「Centipede?」

彼女は笑いながら首を振る。

「No」

そして鏡の中の俺を指さす。


「Funny face」


最後までそれか。



コースの名は、Venus Desire。

Desire――欲望。


俺の欲望は、美女の身体をありとあらゆる角度から眺めながら

五感全部で気持ちよくなることだった。


彼女の欲望は、その男が気持ちよさで崩れていく最後の瞬間を

鏡越しに見届けることだった。

どちらのDesireも、きれいに叶った。


俺の欲望を満たしたのは彼女の身体。

彼女の欲望を満たしたのは、俺の顔面。


愛と美の女神Venusへ最後に捧げたものは、

一生封印しておきたかった、


自分史上最高のアヘ顔だった。


ムカデはいなかった。

だが天井には、それより見たくないものがいた。


俺だった。




※料金・サービス内容は執筆時点の公式情報を参考にしています。時期や担当者によって変更される可能性があります。


コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。
bottom of page