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東ヨーロッパのトビリシの夜は濃い授業だった

  • 執筆者の写真: GENPASS 匿名協力記者
    GENPASS 匿名協力記者
  • 5月7日
  • 読了時間: 5分


ジョージアに来たなら、夜も遊ばないと損だ。

ナイトマーケットもあるくらい夜の街の夏はにぎやかだ。

トビリシはノマドワーカーや外国人が多く、外から来る人間に慣れた街だ。

アジア人だからといって浮くわけでもなく、むしろ「どこから来たの?」と話しかけられる側になれる。

顔パスなのかと思うくらい、店の入りやすさもあったが俺はチキンだ。焼き鳥にされるのだろうか。


そんな話を出発前から聞いていた。

「ジョージアの美女は本物だ」とか「ノマドが集まる夜の街」とか。

正直、それだけでワクワクしている俺がいる。

30代を過ぎると、旅のモチベーションはちょっと「そっち方面」も混じってくるものだ。

それが何が悪いんだ?

そんな「本番」を前に、俺は自分自身に火をつける儀式を済ませていた。

ジョージア名物、「シュクメルリ」の摂取だ。

鶏肉をこれでもかという量のニンニクで煮込んだ、まさに「食べる精力剤」。

本場のそれは殺意を感じるほどニンニクが濃いし、チキンが一本と丸ごとだった。

そして、 ひと口ごとに体内の「元気の蛇口」が全開になり、血流が一気に上がる。

明らかに夜の戦闘モード「歩くニンニク」になった俺に、もう迷いはない。


体は完全に夜モード。変な話、俺の息子も含めて準備は整っていた。

そのまま「濃い夜」の入り口へと向かった。

 

観光や仕事だけで終わるつもりなら、トビリシはやめた方がいい。

ここは「何もしない奴」には、何も起きない街だからだ。

自分勝手に想像のままに動ける人がいいのだろうか。

きっとそうだろう、俺も自分勝手に動きたい。

トビリシの夜に遊んだ場所は、クラブやバーも有名だが、今回はあえて違う場所を選んだ。

もっと濃い夜を知りたいからだ。



Massage Feromon(フェロモン)に行ってきた




「フェロモンは、2つ店舗があるのか。俺はどっちに行けばいいのか分からない。」


場所



選択肢がある時点で、もう試されている気がする。

男としての何かを。

たぶん判断力ではなく、俺の勘だ。

俺は、あっち方面に行きたい。理由はシンプルだ。

たぶんそっちの方がそれっぽいからだ。中身は知らん。

店に向かう。Googleマップを見ながら歩くがどう考えても道がおかしい。 

「目的地周辺です」と言われて見渡すと、普通に人の家みたいな建物。


いやぁ~、押したらおばあちゃん出てくるタイプの扉かい。

それまでにもただ怖いのは、トビリシの運転の荒さだ。

横断歩道でも突っ込んでくるので、夜の移動は注意が必要だ。

到着してみると、観光気分のままやって来た自分が少し場違いに感じた。

ここは普通の観光スポットではない。

服装や態度、雰囲気次第で断られることもあると聞いていたが、清潔感のある格好をしていれば問題はなかった。

ただ空気感が少し入りにくかった。

また、フェロモンのマッサージは「黄金の手」といわれるスタッフが数名いる。

疲れた身体にはもってこいだ。

 

日本でいうと歌舞伎町みたいなところにいきたいのは、俺の業だ。

女性スタッフは確かに美しい。

ジョージア人特有の彫りの深い顔立ちで、雰囲気がある。

あたりかハズレか。

正直、この店はそれが極端に分かれてるみたいだ。

 

俺が案内されたのはきれいな女性スタッフだった。

ホームページの女と目の前の女、別人かいな。

でもいい、可愛いすぎるからよしとしよう。

俺は日本生まれで平和主義だ。

 

問題はその先だった。

マッサージが始まる。

手つきが、雑。明らかにプロじゃない。

「こんなもんか?」

「トビリシの運転と同じ荒さなんだが?」

また、車の運転…俺も免許はあるがこんな荒い運転はしたことねぇ。

肩もみのリズムが車のブレーキみたい。

ドアノブを回しているみたいに手首をひねる。


これがあの「黄金の手」か?


黄金というか、ホームセンターで売っている金色の置物みたいだ。

金しか合ってないと思いつつも、そのままボディ・トゥ・ボディに移行。

距離が近くなる。

本来、ここで俺は情緒を失って全角カタカナを叫んでないといけないポジションだ。

なのに、近いのに遠い。

物理的に密着しているのに感情が全然ついてこない。

世に言う「ゼロ距離の心の壁」というやつ。

俺までも心が置物になってしまったかも。

(そんなものはない。俺が今作った)

この金額で190GEL?

この金額に見合うかと言われると、答えは微妙だ。

この体験で?

俺の財布も泣いているではないか!

 

ここで普通の男なら「もう行かねぇよ」で終わる話だ。

ところが俺、また行った。

なんで? わからない。

男は学ばない生き物だからだ。

もしくは「あの店にはもう一人いる」という情報を後から聞いてしまったからだ。

人間は可能性があるうちは引き返せない。パチンコと同じ。 賭けてみた。

 

前回食べたシュクメルリは食べなかったが、再度行ってみた。

別のスタッフになった瞬間、空気ががらりと変わった。

そのスタッフは画像でみた人だった。

 

会話は自然で、距離の詰め方も上手い。ただ触れるだけではなく、空気ごと作ってくるタイプ。

気づけばリラックスしていて、気づけば感情ごと持っていかれている。

これこそ「黄金の手」だ。

これこそ、身体が持っていかれる感覚だ。

同じ店でも、ここまで差が出るのかと思う。

つまりこの店は、誰に当たるかで全てが決まってしまう。

会話も自然で「どこからきたの?」「遊んでいかない?」など自然な会話ができた。

 

もう手の置物ではなくこれこそ「黄金の手」の感覚だ。

某アニメキャラの海賊王にあるキャラの手がいっぱいの人みたいに花が咲いている。

その時にマッサージしてもらった感覚が忘れられない。

あの感覚が、まだ抜けない。

また来たいと思わせる当たりだった。

 

俺の財布は、空に近づいたが文句なし。また、働ければいいやん。

俺はもう一度いう平和主義者だから。



トビリシの夜に来る価値はあるか




ある。 断言する。

たぶん俺は、また行く。

俺は学ばない生き物だから。

いや、違うな。

学ばないんじゃない。

あれをもう一回出せそうな気がした。

完全にパチンコだ。

 

 

【注意事項】

ジョージアにおける風俗的なサービスはグレーゾーンに位置する。法的に明確に認められているわけではなく、場所によって提供内容も異なる。料金は必ず事前に確認すること。


【店舗情報】

店名:Massage Feromon(フェロモン)トビリシ

住所: Davit Aghmashenebeli Ave 27, トビリシ

営業時間: 毎日 12:00〜03:00(深夜3時まで)


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