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男の迷宮「テンダビル」 インドネシア

  • 執筆者の写真: GENPASS 編集 八田
    GENPASS 編集 八田
  • 3月2日
  • 読了時間: 4分

更新日:3月3日



テンダビル、ジャカルタで遊んでいる俺にとっては“試練の場所”だと思っていた。だってジャカルタ中心部から結構距離あるぞ。これ、試練の距離だろ。

とりあえず、下の地図を見てほしいがまあまあ遠い。Cibitungなんて行ったことがない。しかも電車で行って歩く?道が細いから?マジか…。

でも、医者からも「1日1万歩以上歩け」って言われたし、たまには遠征もいいかな、と軽い気持ちで切り替え。ジャカルタ中心部でヌルく勝とうとするから「勝ち」で終われない。本当に「勝ち」が欲しいなら、まずはCibitungまで行け。



場所

この辺りがGoogleMapで3本道に分かれているけど、このcafe paradise一帯にある



Cibitung駅を降りる。戸建ての家が並ぶ住宅街。「道細っ」と思いながら歩いていると、野犬発見。「え、ここ合っている?

Googleマップが急に無言になる。電波も微妙になるこの町。スマホに気合を注入しつつ、不安が先行するが、ひたすら道を進む。

そうすると、ようやく入り口らしき門にたどり着く。田舎の中に突然出現するネオンの光。そう、ここがテンダビル。


入り口らしき門
入り口らしき門


その看板が抜け落ちたような門をくぐるとネオンがリアルに近づく。

細い道の中にひしめき合う置屋の列。まずは全体像を把握しようとこの集落を練り歩き回る。

曲がる。さらに曲がる。また曲がる。「これ絶対わざと迷わせているだろ」リアル迷路。マジで迷う。だが進んでみる。

なぜなら男は、欲望で方向感覚を補っているからだ。




それぞれの店から女の子が勧誘に来る。でも優しい。しつこくない。押し売りじゃない。このバランスがちょうどいい。

女の子の見た目は都会系のバチバチ美女ではない。だが若い。異常に若い、いやそう見えるだけか。でも元気。そのリアルは作ってない。

いろいろ回って気づいたのが、その集落の入り口から見て奥の店、入り口の方と比べて少し汚いように思えた。

だから、入り口の方に戻りながら女の子を探す



そう、女の子選び。これが最大の難関。

高クオリティ狙いは、置屋では事故りがち。だからと言って、「顔」一点探しは過去に何度も爆死済み。

俺は学んだ。大事なのは「やる気」。そしてなんといっても愛嬌。



その瞬間だった。突然のハグ。最初はキョロキョロしすぎて女の子とぶつかったのかと思った。顔を見てみると、笑顔でずっと俺を見てくる。

初めは、かわすための「大丈夫でーす」と対応した。でも、その子、上着の袖をちょこんと持ち、小さくぴょんぴょん跳ねて笑顔で見つめてくる

これ恋人同士がしている仕草。俺の顔が緩むと、袖をさらにつんつんと引っ張り、ずっと見てくる。ぴょん。ぴょん。ぴょん。

俺、落ちた、恋に落ちた、この子に決めた。単純な俺。




女の子を決めると、裏の部屋へ。シャワーはない。桶。もしくはウェットティッシュみたいな濡れタオル。これぞ、置屋スタイル。

衛生面は「置屋ならこんなもん」レベル。線路置屋よりは上。

問題はここからだ。部屋は暗い。なぜか異常なほど暗い。女の子の顔が見えない。怖い。

“目が死んでいるパターン”がフラッシュバック。

頼む。頼む。頼む。頼む。神様、頼むぅぅぅぅぅ。

目が慣れてくる。輪郭が見える。表情が見える。目が合う。満面の笑顔。着地成功!



女の子が声を出す。気持ちが自然と声になっている。やる気、めっっっっっちゃあるじゃん!あるどころじゃない。一生懸命、全身で感じている。

うまいとか下手とかじゃない。全身全霊で受け入れている。今この瞬間に命かけている感じがビンビン伝わる。この子、一生懸命というより一所懸命。それは昔、日本の侍が「今この場所(役割)に命を懸ける」のヤツだ。完全に武士。「一所懸命」ってこういうことかと悟る。



俺も全力。それに応えるかのように腰を激しく動かし、俺も武士で応える。すぐに出てしまいそうだったが、いつも以上に溜める。溜める。溜める。溜める。

そして、感動のフィナーレ。

ここでひとつ注意。部屋によっては音がヤバい。重低音。俺がプレイしていた部屋はまだよかったが、この部屋に来るまでに音がクラブのように全身に響く。そんな中でのプレイだったらと中折れしていたかも。考えると怖い。




そして価格は、200,000ルピア。線路置屋並みの破格なのに内容は大満足。みなさま、これは事件です。

ジャカルタから遠かったけど時間かけて行く価値、大あり

田舎の中に突然現れるネオンの集落は、男の楽園だった。



帰り道。また細い道を通っていると、俺、野犬に吠えられる

さっきまで武士だった俺、今はダッシュする男。全力疾走。命がけ。さっきより心拍数上がる。

そして気づく。今日一番の“命懸け”だったの、この帰り道じゃね。

やはり、テンダビルは遠い。でも行く価値はある。帰りのダッシュはオプション。控えめに言って最高な集落、テンダビル。


[関連記事] 漫画版は翌日投稿します。⇒ 男の迷宮「テンダビル」 漫画Ver.」




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