バタム島での置屋遊び インドネシア
- 2月16日
- 読了時間: 5分

──シンガポールの裏庭は、楽園か沼か
シンガポールからフェリーで約20分。近い。近すぎる。だから人は錯覚する。「ちょっと遊びに行くだけ」
ここはインドネシア、バタム島。シンガポール男たちの裏庭。そして——夜になると別の顔を持つ島。
バカンスの顔になるナゴヤ(Nagoya)。ショッピングモール、ホテル、レストラン。観光の中心。
昼はゴルフ、スパ、ショッピング、リゾート。主にシンガポールから来た連中が笑っている。
新鮮なシーフードを頬張り、ルンダンを食べながらビールで流し込む。「ここ最高じゃん」俺も、いかにものバカンスさに自然と笑顔がでる。
場所
地図の目印にしたパラゴンナゴヤホテル付近から左下にあるDC Mall付近の間に置屋が結構あった
さて、本題の夜遊び。俺の体の細胞がいい感じに戦闘モードに空気が変わる。
どこの国でも一番わかりやすい遊び。そうだ、置屋に行こう!
どこにあるかわからないときは、謎の千里眼でいい感じのGrabのおっちゃんを探して、置屋情報を仕入れる。
だって外から見ても分からない。おっちゃんに聞くと“それっぽい店”が浮かび上がる。
でも、初見では分からない。ここでよくあるムーブ。気持ち多めにチップ渡す。案内される。いい店じゃんか!この流れ、夜遊びあるある。
置屋の場所はダイヤモンドシティモール(DC Mall)周辺や、Paragon Nagoya Hotel付近に店が点在しているみたい。でも、あくまでGrabのおっちゃんのおすすめで、俺の好みと合うかは別問題だから、いくつか店の名前を聞いといてから、おすすめの店を紹介してもらおう。

それでも、店に行って自分好みの子がいなかったら、無理して遊ばず次の店に行くべし。特にバタムは!なぜなら、ここ特有なのかロングを勧められがちだから。ロングってことは明日の朝までいるのだから、その場の勢いも大事だけど、後々後悔はしたくないから!
数店ハシゴして、そのたびにショーアップしてもらい決めた女の子は、自称21才のインドネシア人。相場はだいたいどこもショートが70万ルピア~80万ルピア、ロングで150万~200万ルピアくらい。人によって価格が違う店もあったので、店ごとでしっかり聞いた方がいい。そして、後で後悔することになってしまうので、連れ出すときにどこまでのプライができるかもしっかり聞いておくこと。ここマジ大事。

そして、自称21才インドネシア人とホテルまで連れ出す。やっぱり見れば見るほど21才には見えない。ま、これ以上突っ込んでも誰の得にもならないことを察して、静かに部屋へと入る。
いつも通りセキュリティは万全にしてあるのでシャワーを浴びてプレイボール。やはり肌艶がハンパない、上から下までのディープなプレイがハンパねー、大迫ハンパねー!あっという間に終了。運動の後だから腹ごしらえと外へGO!
ご飯が終わるとパシフィックホテル近くのクラブで爆上げテンション騒ぎまくる。
爆音もさることながら、ここやばい、というか無法地帯。真偽はともかくいろんな取引が行われている。特にトイレ付近とかで。ここで理解する。真偽は確認しない方がいい時もあると。
再びホテルへ戻りもう1プレイ。クラブで騒ぎまくったから、俺はクタクタだったが女の子は元気そのもの。その元気球を得た俺は、その勢いで全力少年だった。
久しぶりのロング。シンガポール勢がよく選んでいるのかの真偽もどうでもいいが、やたら勧められた“滞在型”と言われるロング。短時間より、ゆっくり。これがバタムと思うことにする。
もちろん、そのあとももう2回戦は戦った。勝ったかどうかは別の話だが、終了後に飲む給水所のお酒が、おいしかったかどうかは言うまでもない。
そう。バタムの女の子のクオリティの話。昔は、「ジャカルタより下」と言われていたようだが全然そんなことなかった(個人の感想)。
おそらくレベル、上がっているのだろう。理由はシンプル。バタムの方が稼げる。だから流れてくる。夜遊びの法則で、ただ金のある場所にいい女は集まる。
そして、KTVより若干ではあるが置屋のがクオリティは劣る。でもそれは好みの範囲内で女の子のいる時間帯に妥協せずにちゃんと選べば、なんとかなるものだと感じている。これも個人の感想といえば、そうだ。
そして帰り、バタム島からフェリーがシンガポールに着く。
冷房が効きすぎたターミナル。床はピカピカ。空港みたいな匂い。並ぶスーツの男、家族連れ、旅行者。
さっきまでのナゴヤの湿った空気が、嘘みたいに消える。シンガポールは綺麗が行き届いている。
列が進む。イミグレの係員、無表情。パスポートを差し出す。
「Purpose of visit?(滞在目的は?)」
その一言で、頭が真っ白になる。観光?ゴルフ?ショッピング?違う。
俺は昨夜、湿った部屋で、シンガポールでは絶対にしない顔をして、シンガポールでは絶対に払わない金を払って、シンガポールでは絶対に見せない弱さを晒してきただけだ。
「Holiday.」
そう答えた瞬間、自分で自分を殴りたくなった。
Holiday?どこがだ。俺は休暇なんか取ってない。ただ、自分の欲望に出張してきただけだ。
スタンプが押される。“WELCOME BACK”。その文字が、やけに刺さる。歓迎される資格なんか、昨夜どこかに置いてきた気がした。
……それでもまた行くんだろ?俺が俺に問いかける。俺は黙って改札を抜けた。バタムは楽園じゃない。
長距離走に弱い自分を確認しに行く島だ。そして俺は、その確認作業を、きっとやめられない。





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