ダンノック(Dannok)の夜遊び事情
- 1月28日
- 読了時間: 5分
更新日:1月28日

国境が生んだ“欲望の処理場”という現実
ダンノックは「楽園」なんかじゃない。むしろこれは
――歴史と宗教と国境の歪みが、そのまま夜になって噴き出している街だ。
タイの夜遊びを想像して来ると、まず認識がズレる。ここは“タイらしさ”を求めて来る場所じゃない。
場所
マレーシアとの国境にある「サダオ国境検閲所」より北のタイ側の街
ダンノックという街は、最初から「そういう役割」で作られたのか
この街の成り立ちの歴史は、かなり根が深い。
あまり歴史を語ると間違ったときに厳しいので、簡単に説明。
もともとは、昔、存在したパタニ王国の領域。後に、マレーシアがイスラム教国家として独立したことで、タイと分断されることになったと言われている。
そこで何が起きたか。マレーシアは禁欲国家なので、酒がない。夜遊びがない。性に関する娯楽が、突然“国家単位で消えた”。
その欲望の行き場として生まれたのが、国境すぐ外側――タイのダンノックだった。
あくまで一説によるものなので、事実は個人で確認してくれ。
ということで、隣のマレーシア側「Bukit Kayu Hitam」とセットで語られる“国境の町”。
週末になると、マレーシアから車が雪崩れ込むという事実。しかも、どの店もマレーシア通貨とタイ通貨の両方の価格が掛かれていることが多く、両方の通貨も使える。
昼は本当に何もない。観光ゼロ。写真撮る場所もほぼない。だが夜になると、街が豹変する。

コロナ後の現実:街はまだ完全復活していない
2024年時点。奇数側のソイはほぼ完全復活。だが偶数側は壊滅。
ソイ8は真っ暗。ソイ4、ソイ2も夜は沈黙。
ソイ6は、インド人向けの店が多いが、夜遊びの店が開いている店は少ない。
普通の食料品店やお土産屋はやっていたりする。開いているのは土産屋や食料品店くらい。
だから、ダンノックの夜は「ソイ単位で役割が違う」。
歩いていてまず気づくのが、この街は夜遊びジャンルごとにエリアが完全分離していること。
コロナ以降、奇数ソイは完全復活しているが、偶数ソイは復活できてない。
なぜか女の子に多い”ラオス人”の女の子
どの店も必ずぶつかるラオス人の女の子。これは完全に個人的な感想だが、愛想がよくない人が多いように感じる。俺がおもてなしの国、日本人だからか。
プレイも淡々としていた。言い方悪いかもしれないが、穴を差し出すからさっさと終わらせてくれ的な感じ。俺が選んだ子が、たまたまそうだったのか情が感じられなかった。
行けばわかる。とにかくなぜか、ラオスの女の子が多いいぞ!

インド人向けエリア|ソイ奇数
ソイ6にあるお店に入ってみても、21時ごろでも中はスカスカ。
周囲には、シューティング系の店や、マッサージ店が並んでいるので相場を探ると、この時は、ロングで3,500バーツと言われた。周辺相場からすると若干安いか。
しかも、インド人向け=ふくよかな女性が多いってことなのか、行ったときは多めにいた。
このエリアは完全にインド人向け仕様なのか、体型や好みの傾向もはっきり分かれている。俺がここでテンション上がるかと言われると……正直微妙。
カラオケエリア|女も男を選ぶ街
KTVが並ぶ一帯は、ちょっと独特だ。
ここは「客が女を選ぶ」だけじゃなく、女の子側も客を見て出てくる人数が変わる気がする。
周りの様子を見ていると、明らかに出てくる人数が変化している。たまたまかな。
客が入店した瞬間に女の子が溢れることもあれば、ほとんど誰も出てこないこともある。
少し言い過ぎだけど、完全に“客の属性次第”。この感じ、同じタイのバンコクでもパタヤでもあまりない。

マッサージエリア|ソイ奇数
いわゆる夜遊びのメイン戦場はここ。
各ソイに散りばめられているが、ソイ奇数界隈はマッサージ系、クラブ系が密集している。
相場は、ショートが1,500〜2,000バーツ前後で、ロングが4,000バーツ前後といったところだろうか。この数字が街全体の基準値。
ただし、ここは早い時間が絶対条件。
なぜなら――夜になると、マレーシア人に完全占領される。
他エリア|もう少しタイの奥に入っていく
比較的新しいエリアに、M CLUBがあり人気ありそう。女の子のレベルも正直高め。
ただ、ぼったくりまでいかないが酒の杯数や勘定に気を付けたほうがよさそう。
注意するに越したことがないぞ!

シアターホテル周辺
このエリアは、KTV、マッサージ、置屋っぽい店が混在。
カラオケは500バーツ/1時間、連れ出し不可。
女の子はラオス人が多いのが特徴で、愛想は正直よくない子も多い。
相場はやや高めで、ショートが2,000〜2,500バーツ、ロングが4,000〜4,500バーツ。
マレーシア人の性捌け口の街
冒頭でも書いたように、マレーシアがイスラム教国家なので、禁欲で酒は基本なく夜遊びも公に難しい。性に関する娯楽を開放するために国境を越え、ダンノックにやってくる。
彼らとは、意気込みが違う。でも、せっかく来たからには楽しみたい。
楽しむために何より重要かというと、そのマレーシア人たちは朝10時から女の子を予約する。
これ、ガチ。これ聞いた瞬間、すべてが合致した。
だから夜、店に行くと「この子たちしか、もういません」となる。
つまり勝つ方法はひとつ。こちらも負けじと予約を入れる。
現地でフラッと勝負は、ほぼ負け戦。でも予約入れるには、朝早くこの街に入るか、もう一晩泊まるかだ。いやいやいや、予定外だから俺は正直無理だった。

まとめ
ダンノックは“マレーシア人が勝つように設計された街”
俺が思うところ、この街、旅行としてわざわざ来る場所ではない。
この町の人やひいきにしている方には申し訳ないが、楽しさよりも構造が勝っている。
それは、この街の主役がマレーシア人だということ。価格も流れも彼ら基準になっており、日本人は完全アウェーな気がする。でも、たまたまか日本語が通じる方もいた。
特に、事前予約はずるい。ホームだから地の利があるのか。
でも、俺は一度「なるほどな」と体験する価値はあると思う。が、何度も来たい街ではない。
国境が生んだ夜の処理場。それがダンノックの正体だ。
興味本位で行くと拍子抜けするが、すべてを理解して行くと、妙に納得する不思議な街。ダンノック(Dannok)だ。




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