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ザンリウ(Giang Liễu)置屋 ベトナム

  • 執筆者の写真: GENPASS 編集 八田
    GENPASS 編集 八田
  • 3月13日
  • 読了時間: 6分

更新日:3月13日


この前の通り(QL17)沿いに店がある
この前の通り(QL17)沿いに店がある

ベトナム ハノイの夜遊びと聞くと、普通は旧市街とか、あの辺のわかりやすい街を思い浮かべる。

だけど、世の中には“わざわざ遠くまで行く価値がある場所”ってあるじゃん。

え、面倒?? “面倒だからいいんじゃない”ってCMでタモリも言っているじゃん。

そのひとつが、今回紹介するザンリウ(Giang Liễu)だ。


場所

この地図のQL17(17号!?)沿いに数店舗並んでる



ザンリウは地図にある通り、ハノイ市内にはなく、かなり郊外まで行く。

そのためハノイ市内から212番バスに揺られているとザンリウに到着する。

ザンリウ置屋が動き始めるのは、だいたい夜19時〜20時ごろなので、ハノイまでその日中に戻るのは、正直だるい。

だから近くに泊まるのがいい。ザンリウ中心部には「ニャギ」という簡易宿もあるが、少しちゃんとしたホテルにしたいなら、近くのバクニンで泊まるのが無難だ。



ザンリウに着くと、目印になるのは、大きな17号(QL17)という街道

その沿いに、ぽつぽつと灯りが見えてくる。派手なネオン街ではない。

バンコクみたいに「はい夜遊びです!」と大声で名乗っている感じでもない。

堂々と置屋をしているわけではなく、ほとんどがカフェのテイで営業している。

「いや、店の外にカフェって書いているだろ」と言いたくなるが、いろいろ規制対策もあるのだろう。



店数はざっくり10店舗弱くらいある。

各店、女の子は6〜8人ほどいる。

これがまた、思っていたよりいい。いい、というか、俺好み。

都会のスレた感じがない。見るからに優しそう。で、若い。

この感じは、おそらく多くがこの辺りベトナム人っぽい。確かにハノイから遠かったしな。


しかも、近くは工場地帯。だから俺はすぐに想像する。

「昼は工場、夜はここ、なんてことあるのか……?」

工場で働いている眼鏡女子。その子が夜になり眼鏡を取ると超絶美女!

なーんて、エロDVDではよくある話。

この“勝手な背景設定を脳内で盛る時間”も、夜遊びの一部だろ。

現実は知らんが、俺は勝手に物語を作る。妄想貴族最高だな。



価格は、ショートは400,000VND。

この価格を見た瞬間、「え、そんなもん?」となる。これが遠征の醍醐味。

今の時代、都会のバーで数杯飲んだら終わる金額だ。

だがここでは、その金額が“ローカルの夜”への入場券になる。

女の子を決める。交渉成立。そして、上の階へ。


この“上の階へ”って言葉、いいよね。

すでにちょっと怪しいけど、日本語にすると急に昭和の裏社会感が出る。

階段を上がる。薄い壁。近い距離。生活の気配。

ああ、こういう感じか。派手じゃない。でも生っぽい。観光地ではなく、ローカルの実務として存在している夜

この時点で、俺はかなり満足していた。

「来た甲斐があったなー」



ただし、ザンリウにはひとつだけ問題があった。

いや、問題というか、かなり面白い現象がある。それは…


やたら中国人と思われる


マジで中国人だと思われる。びっくりするくらい中国人扱いされる。

最初は一回だけかと思った。でも、やたら中国語で話しかけられる。

これには理由がある。ここの客層、中国人とベトナム人が多いらしい。

だから女の子たちも、中国語を話せる子が多いし、俺にも中国語で話してくる。


「Nǐ shì Zhōngguórén ma?(中国人?)」

と、やたら聞いてくる。

そんな事情を、この時の俺は知るすべもなく、面倒くさくなり「中国人」と言った。

とたんに、さらに中国語の攻勢は始まる。俺が悪いのかもだけど、何なん?

「Nǐ cóng nǎlǐ lái?(どこから来たの?)」


いや、日本人だってば。


しかも困るのが、向こうはわりと自然に中国語で来ること。


たとえば最初。女の子が中国語で何か言う。

「Bù shì Zhōngguórén?(中国人じゃないの?)」

俺は当然わからない。でも空気でなんとなく聞かれていることはわかる。

たぶん、「どこから来たの?」とか、そういうやつだ。

だから俺は笑顔で言う。

「ジャパン! ジャパニーズ! 日本人!」


すると女の子

クスクス笑いながらまた中国語。

「Tīng bù dǒng ma?(わからないの?)」

いや、伝わってないんかーい。

俺も負けない。

「No China! No China! Japan!」

すると向こう


「あーはいはい。良くいるんだよ、

 そういう風に言う中国人」


みたいな顔をしつつ、また中国語。

いや待て。お前、理解したふりして、全然中国語で押してくるじゃん。



そして人間、焦ると変なことをする。

こっちは“自分は中国人じゃない”ことを証明したい。

だが、その証明方法がわからない。

だから急に、知っているアジア言語っぽいものを雑に並べ始める。


「Japan! Tokyo! Sushi! Samurai!」


いま思えば最悪の方法。

これで「そうそう日本人ね。はいはい。」となるわけがないだろ!

むしろ、雑にアジアを説明する怪しい中国人のおっさんみたいになっている。


女の子、またクスクス笑う。

でも、その笑いが最初は、手応えに見えちゃうんだよ。「お、なんかウケてるな」って。

でも違う。今ならわかる。あれはたぶん、


英語でも中国語でもない何かを必死に喋る東アジアの男


これを見て笑っていたのだ。きっと。


男って不思議だよね。

早くプレイしたいからか、会話が成立してないのに、なぜか思う始める。

「これいい感じじゃん。俺、いけているのでは?」

女の子は笑う。こっちも笑う。なんとなく距離も近い。

もう、どっちも悪くない。ただ、会話が嚙み合わないだけ。

俺 「ジャパン!」「ノーチャイナ!」「スシ!」

もう会話じゃない…

入国審査で取り乱した観光客みたいになっている…



そうこうしているうちに、いざ、プレイ。

オプションみたいなので、生のお口プレイが200,000VNDであったが、まだ中国語でどうするか聞いてきているので断ってやった。

器の小さな男が小さな抵抗をしてみた。

内容としては、とても優しい顔をして一生懸命動いてくれたので、こっちもヒートアップした。

そして、若さからか肌の艶は良く、スタイルも細いが、出るところは出ているタイプだったので、大満足のフィニッシュ。



プレイ後は、シャワーを浴びて満足げ。

そうしているところに、また中国語…

ここまで来たらねー、もうこれは

かなり不思議な感覚。

寿司屋で満足した後に、ピザを勧められるような違和感。

いや、例えが違うな。でも、それくらいズレる。



しかし、最後まで、ずっと中国語だったなーって思う。

こっちも最後まで、「日本人だってば」の気持ちを持ったまま。

向こうは自然体で中国語。

俺は自然体で苦笑い。

会話が成立しているのかしてないのか、よくわからないまま流れていく。


人間って、意外と

雰囲気で生きていけるんだな



ザンリウ置屋。そこは確かに、

男がわざわざ遠くまで行く理由がある場所だった。

17号沿いのカフェのフリした店。

若くて優しい雰囲気の地元ベトナム人。

400,000VNDというローカル価格。

全部よかった。全部、ちゃんと“ベトナムのローカル夜”だった。


……はずなんだが。

最後に一番強く残ったのは、ベトナムでも、女の子でも、値段でもない。


中国語だった。


ハノイから212番バスに乗って、わざわざ北ベトナムのローカル置屋まで来た。

結局、この夜いちばん必要だったのは、欲望でも度胸でもなく、中国語だった。


そして俺は、最後の最後に思った。


日本人だってばぁぁぁぁ!!!!




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