Massage Trúc Diễm フーコック島
- GENPASS 編集 八田
- 3月17日
- 読了時間: 6分
更新日:3月17日

田舎の風俗(遠征)というのは、男を簡単にバカにする。
知らない土地。知らない空気。知らない女。
この3つが揃うだけで、男はすぐに思う。
「ここには、昔の橋本環奈が見つかったみたいに、まだ擦れていない可愛い子がいるのではないか」
本当にどうしようもない。
でも、これは遠征する男なら一度はかかる病気だと思う。
都会の夜で擦れて、雑に削られた男ほど、地方に行くと夢を見る。
そんな都合のいい女がいるわけないのに、男はなぜか毎回思う。
「今回はあるかもしれない」
そして、一度と言わず二度三度。
フーコック島でも、俺はまったく同じ病気を発症していた。
場所
多分この辺り…。
フーコック島の Massage Trúc Diễm。
見た目は完全に、ただのローカルマッサージ店。もちろん、派手なネオンもなし、高級スパの気取った入口もない。ただそこにある。それだけ。
でも、こういう店が危ない。
本当に危ない店って、最初から危なく見えない。
“普通の顔”をしている。
“町の店”のフリをしている。
“ちょっと疲れた観光客が入る場所”みたいな顔をして、男を呼ぶ。
うるせぇ。
男の心に、本当に“疲れを取りたいだけ”が何%あるんだよ。
目的は、ただ1つだろ。
で、入る。その瞬間、空気が変わる。
ああ、これだ。これこれ。これなんよ、遠征の醍醐味って。
露骨に怪しいわけじゃない。
でも、ただのマッサージ屋の空気でもない。
もっとこう、男が勝手に期待し始める余白がある。
そう。その余白が危ない。こっちはその余白に、都合のいい物語をどんどん流し込む。
「あ、これ当たりの店だな」「ほら来た」「こういう地方の店にいる子って、意外と素朴なんだよな」
まだ何も始まっていない。何も確定していない。でも脳内では、すでに勝ち試合が始まっている。
俺、本当にどうしようもない。
そして俺は、そのどうしようもなさの真ん中にいた。
中には女の子が6〜7人くらいいた。
若い子もいる。少し年上っぽいベテラン感のある人もいる。
全体としては、思ったよりちゃんとしている。
いや、“ちゃんとしている”って言い方も変だな。
男が遠征先で使う「ちゃんとしてる」は大体ロクでもない意味だから。
とにかく、年齢層に幅があった。
その中で俺が選んだのは、一番わかりやすく素朴そうな若い子だった。
その子は顔つきがやわらかい。ちょっと幼く見える。派手すぎない。擦れてなさそう。ベテラン勢のような“こなれている感じ”がない。
こっちはこなれたように、完全に農産物の直売所みたいな目で女を見ている。
最低だと思う。でもその時の俺は、そういう最低さを“遠征ならではの見極め”だと思い込んでいた。
価格は、1,500,000VNDと安くはない。
そして、始まってすぐ気づく。
あれ、この子、全然“素朴枠”じゃないぞっ